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考えたり調べたりしたことを書いていく。

2015年の振り返り

ロールモデルにしている方が今年の振り返りをされていたので、自分もやってみる。

フォーマットはだいぶ異なるが。

意識の変化が最も大きかった年

これまでの人生で、これほど意識が大きく変わった年はなかった。

2014年年末〜2015年年始

年始は、現職への不安や自身の技術力のなさを嘆いており、転職も考えて動いていた。

という話を、転職時から同じチームで働いたりし仲良くさせてもらっている現・副本部長のKに相談したところ、

組織を変えていく用意をしているから、もう少し待ってほしいと言われた。

また、その時期は新しいプロジェクトも始まっており、14入社の2名(N君、H君)を含む4名体制のチームで挑むことになっていた。

このタイミングで退社することは、このプロジェクトが成り立たないことを意味していたので、リリース予定の4月まで退社は考えない方向となった。(実際には、なんとかなるとは思うが。)

1月〜3月

若手との開発。

RailsやGlusterFS、Ansibleの採用といった、技術的な自分の欲求を満たしつつ、

以前関わっていたプロジェクトの反省点を踏まえ、極度に属人化しないように開発は進めた。(が、もちろん多少は属人化した。)

N君、H君はそれぞれ強みがあったが、特にN君の強みである同期に対するネットワークの強さ(N君自身は「外面がいいので(笑)」と言っているが(笑))は

チーム外にいる14入社の子たちとの交流を増やすきっかけとなってくれた。

この交流が、新卒の子たちに対する当事者意識が強く芽生えることとなった、

この結果、新卒採用に対する社会的責任を自身が積極的に負う必要があるのではないかと思い始めた。

(もともと、新卒採用の社会的責任を強く感じていたのだが、責任は会社が負うものだと思っていた。)

というわけで、自身の転職は考えないようにし、自分が影響力を行使できる範囲で若手の成長に注力することを考え始めた。

4月〜9月

プロジェクトのリリースやその後の対応などでごたごたしている時期。

上記のような意識の変化をKに伝えたのはこの時期だった気がする。(言葉で伝えた記憶が曖昧なので、雰囲気で伝わったのかもしれない)

幸い、自分には上記のような意識を求められていたようで歓迎された。

これ以降のKとの定例ランチでは組織に関する話題が増えたような気がする。

(実は、以前も組織の話をしていたような気がするが、以前は質問、以後は議論が増えた気がする)

グループでの合宿(ホテルで一日中会議)などに参加する機会も増え、公私共に組織運用の議論に関わることが増えてきた。

(私のほうも、会社のランチなので公ではあるのだが。)

それと同時に、若手の教育・経験という点から、上記プロジェクトを若手に引き継ぎ始め、

自分は他の若手エンジニアだけで開発を行っているチームを見る時間を増やすようになった。

ちなみに、4月にチーフエンジニアに昇格(一般的な役職で言うと技術課長といったところか)

10月〜11月

これまでの意識の変化などもあってか、バイステクニカルマネージャに昇格。(技術次長?)

この時期は大きな組織変更もあり、これから良くなっていくぞ!という明るい未来が少しだけ感じれるかと思った。

が、実際にはそれほど大きく変わった手応えが感じられていない。

この時期も、自分の影響範囲内のエンジニアの成長を目的として動いていた。

12月

師弟登壇2015に参加して、GMOペパボの教育体制、ひいては組織運営、CTOの存在を知った。

爆発的に意識が変わったのが、この12月だったと感じている。

一番大きかったのは、新卒教育という観点でGMOペパボのやり方を聞いたことに起因する一連の情報だと思う。

まず、現職でも新卒教育は行っているのだが、今のやり方が正しいのか悪いのかも踏まえて何もわからない状態であったし、対岸で起きていることのように感じていた。

これが、他社事例を見ることにより、求められるもの、進むべき方向、ビジョンが見えた。

これによって、新卒教育に対して大きく関わっていきたいと思うようになった。

そして、GMOペパボの教育体制を調べていくうちに、CTOである、あんちぽさんの存在を知ることとなった。

なるほどと思った。こうなりたいと思った。自身の目指すべきものが初めて見えた気がした。

正直、あんちぽさんがCTOをやっている組織で働きたいと強く思った。

が、現職を捨て、理想とする環境であろう場所に移動することが自分のためになるのだろうかと考えた時、違う気がした。

今は、組織運営に携わることができるポジションにいる。今一緒に働いている若手も含むエンジニアの成長に繋がる仕事をしたい。

自分の成長を組織の成長につなげることができる環境にいることを実感できた。なので、現職で頑張っていく決意を持てた。

とりあえず、まずは教育から大きく関わっていくことにした。

教育に興味があるメンバーを集めて、午前中に企業内人材育成入門の読書会を開くこととなり、無事読み終わった。

メンバーの熱量も高く、似たような方向性の本を読んでいくことになっている。

また、若手に対して、Railsチュートリアルをやるワークショップを定期的に開いていくことにした、

1回目は休日だったが、12月20日に開催し5名集まってくれそれなりの手応えを感じさせてくれた。

今後は平日に開催できるように調整していこうと思う。

と、今後の話が混じってきたので今後何をするかは、また明日書いてみよう。